オゾン漂白協会

ニュースリリース

繊維業界からCO2削減〜オゾン漂白デビュー〜

H19年7月9日
NEWS RELEASE No3

関係者 各位 様

LLP有限責任事業組合オゾン漂白協会

愛媛県今治市のタオル系染色工場、大和染工(株)、中央繊維(株)、アベチカ(株)の3社は、繊維業界では世界で初めての「オゾン漂白」の実用化開発に成功しました。また、「オゾン漂白繊維」の普及活動および知的所有権の管理をおこなう為に、今治市産業情報課、今治市地場産業振興センター、および愛媛県繊維産業試験場の支援のもと「LLPオゾン漂白協会」を設立、本格的に活動を開始しました。

オゾン漂白は、セルロース系繊維の精練漂白技法としては、現在、世界で最もエコロジーな製造方法であり、対象製品はタオル、ニット、綿織物、不織布など多岐にわたります。
全てのセルロース繊維は必ず製造工程の初期段階に精練漂白をおこないます。従来の方法だと、塩素や過酸化水素などの化学薬品を使い、100℃以上の高温水で加工していたのを、低温でも酸化反応を起こし自然分解してしまうオゾン(O3)の特性をいかし、薬品使用量を約30〜50%削減(塩素使用はゼロ)、低温加工により約10〜50%削減の省エネルギー化を達成、製造工程でのCO2削減に成功しました。繊維1kgあたり、従来比、最大約400gのCO2削減が可能です。

3社はH18年9月より小型プラントによる実証試験を進めてきた結果、技術確立ができたため、本年4月に大和染工(株)にチーズ大型機を設置、糸加工の本受注生産を開始しました。また、生地加工については、7月末に本番機を導入予定しています。
またLLPオゾン漂白協会は、「オゾン漂白マーク」を作製し、対象製品へのタグ、シール等の表示奨励をし、国内外での普及活動をおこない、地球温暖化防止の啓蒙活動をおこなっています。
オゾン漂白は、その対象となる各繊維製品が人口普及率も高く、商品サイクルもはやいので、地球温暖化対策として、繊維業界では数少ない、CO2削減量が期待できる、有望な技術になります。
また、現在世界の繊維生産は後進国に集中しており、その製造工程における環境負荷は劣悪な状況なので、今後、海外への技術ライセンス供与もおこない世界レベルでの繊維製造における環境改善活動をおこないます。
現在、日本国内での繊維生産は、グローバリゼーション化のため衰退の一途をたどっていますが、我々は「環境技術」という新しいテクノロジーで、再び繊維大国日本の存在価値を高めたいと考えています。

オゾン漂白工程
オゾン漂白マーク

オゾン漂白マーク


本リリースに関する問い合わせ先
  • LLP有限責任事業組合オゾン漂白協会
  • 事務局 担当 竹田圭吾
  • 愛媛県今治市衣干町3-3-29
  • TEL:0898-22-6049 / FAX:0898-22-2243
  • E-mail:info@ozone-bleach.com

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